記事最終更新日:2017年10月12日
記事投稿日:2017年09月16日
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HTTPステータスコード一覧表まとめメモ -【Apache】
はじめに
今回のD.M.C.【デベメモドットコム】の記事は「HTTPステータスコード一覧表まとめメモ」ということで、Webサーバからのレスポンスのステータスコードをリファレンスとしてさっと参照できるようにまとめてメモ(解説)していきたいと思います。
ステータスコードの分類表
各ステータスコードは大まかに分けると下記のように5つに分類できます。
100番台 | リクエスト処理中 |
---|---|
200番台 | リクエスト成功 |
300番台 | 転送、追加処理が必要 |
400番台 | クライアントエラー |
500番台 | サーバーエラー |
HTTPステータスコード一覧表
各ステータスコードは下記のようになっています。
100 Continue | クライアントはリクエストを継続できる。サーバがリクエストの最初の部分を受け取り、拒否していないことを示す。 |
---|---|
101 Switching Protocols | プロトコル切替要求。サーバはリクエストを理解し、遂行のためにプロトコルの切替えを要求している。 |
102 Processing | 処理中である事を示す。 |
200 OK | リクエスト成功で、要求された情報を返す。 |
201 Created | 新規作成されたリソースURIが返される。 |
202 Accepted | リクエストは受理されているが、未完了。 |
203 Non-Authoritative Information | 信頼できない情報で、ローカルやプロキシ等の情報である事を示す。 |
204 No Content | リクエストは受理後、レスポンスエンティティが存在しない場合に返される。 |
205 Reset Content | リクエストを受理後、ユーザーエージェントの画面をリセットする場合に返される。 |
206 Partial Content | 部分的にGETリクエストを受理したときに、返される。 |
207 Multi-Status | WebDAVの拡張ステータスコード。 |
208 Multi-Status | WebDAVの拡張ステータスコード。 |
226 IM Used | Delta encoding in HTTPの拡張ステータスコード。 |
300 Multiple Choices | リクエストしたリソースが複数存在し、ユーザやユーザーエージェントに選択肢を提示するときに返される。 |
301 Moved Permanently | リクエストしたリソースが恒久的に移動されているときに返される。 |
302 Found | リクエストしたリソースが一時的に移動されているときに返される。 |
303 See Other | リクエストに対するレスポンスが他のURLに存在するときに返される。 |
304 Not Modified | リクエストしたリソースは更新されていないことを示す。 |
305 Use Proxy | レスポンスのLocation:ヘッダに示されるプロキシを使用してリクエストを行わなければならないことを示す。 |
306 Unused | ステータスコードは今は使われておらず、将来のために予約されている。 |
307 Temporary Redirect | リクエストしたリソースは一時的に移動されているときに返される。 |
308 Permanent Redirect | 恒久的リダイレクト。 |
400 Bad Request | リクエストが不正で、定義されていないメソッドを使っていてリクエストがおかしい場合に返される。 |
401 Unauthorized | Basic認証やDigest認証などを行うときに使用される。 |
402 Payment Required | 支払いが必要の意味だが現在は実装されておらず、将来のために予約されているとされる。 |
403 Forbidden | リソースにアクセスすることを拒否された。リクエストはしたが処理できないという意味。 |
404 Not Found | リソースが見つからなかった。アクセス権がない場合などにも使用される。 |
405 Method Not Allowed | 許可されていないメソッドを使用しようとした。 |
406 Not Acceptable | Accept関連のヘッダに受理できない内容が含まれている場合に返される。 |
407 Proxy Authentication Required | プロキシの認証が必要な場合に返される。 |
408 Request Timeout | リクエストが時間以内に完了していない場合に返される。 |
409 Conflict | 要求は現在のリソースと競合するので完了出来ない。 |
410 Gone | リソースは恒久的に移動、または消滅し、どこに行ったかもわからない。 |
411 Length Required | Content-Lengthヘッダがないのでサーバがアクセスを拒否した場合に返される。 |
412 Precondition Failed | 前提条件が偽だった場合に返される。 |
413 Request Entity Too Large | リクエストエンティティがサーバの許容範囲を超えている場合に返す。 |
414 Request-URI Tool Long | URIが長過ぎるのでサーバが処理を拒否した場合に返す。 |
415 Unsupported Media Type | 指定されたメディアタイプがサーバでサポートされていない場合に返す。 |
416 Requested Range Not Satisfiable | リソースのサイズを超えるデータを要求した。 |
417 Expectation Failed | その拡張はレスポンスできない。またはプロキシサーバは、次に到達するサーバがレスポンスできないと判断している。 |
418 I’m a teapot | HTCPCP/1.0の拡張ステータスコード。 |
421 Misdirected Request | 誤ったリクエスト。 |
422 Unprocessable Entity | WebDAVの拡張ステータスコード。 |
423 Locked | リクエストしたリソースがロックされている場合に返す。 |
424 Failed Dependency | WebDAVの拡張ステータスコード。 |
425 Unordered Collection | 順序指定した。 |
426 Upgrade Required | Upgrading to TLS Within HTTP/1.1の拡張ステータスコード。 |
428 Precondition Required | 条件付きリクエストを要求。 |
429 Too Many Requests | リクエスト過大で拒否した。 |
431 Request Header Fields Too Large | ヘッダサイズが過大。 |
451 Unavailable For Legal Reasons | 403 Forbiddenから派生したステータスコード。 |
500 Internal Server Error | サーバ内部にエラーが発生した場合に返される。 |
501 Not Implemented | 実装されていないメソッドを使用した。 |
502 Bad Gateway | ゲートウェイ・プロキシサーバは不正な要求を受け取り拒否した。 |
503 Service Unavailable | サービスが一時的に過負荷やメンテナンスで使用不可能である。 |
504 Gateway Timeout | ゲートウェイ・プロキシサーバはURIから推測されるサーバからの適切なレスポンスがなくタイムアウトした。 |
505 HTTP Version not supported | リクエストがサポートされていないHTTPバージョンである場合に返される。 |
506 Variant Also Negotiates | Transparent Content Negotiation in HTTPで定義されている拡張ステータスコード。 |
507 Insufficient Storage | リクエストを処理するために必要なストレージの容量が足りない場合に返される。 |
508 Loop Detected | WebDAVの拡張ステータスコード。 |
509 Bandwidth Limit Exceeded | そのサーバに設定されている転送量を使い切った場合に返される。 |
510 Not Extended | An HTTP Extension Frameworkで定義されている拡張ステータスコード。 |
511 Network Authentication Required | ネットワーク認証が必要。 |
感想
ステータスコードはたくさんあるので、さっと引けるように紹介できてよかったです。
では、最後まで見ていただきありがとうございました。
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